19日 6月 2017

突発性難聴　〜突発性難聴になったら⑫〜

突発性難聴になり、様々な試みをしたにもかかわらず改善の兆しが

見られない場合、「自暴自棄にならない」ということも大切です。

当院を訪れる方の中で、地方の方でネット世代でない方は、ご家族や

知人の方がネットで当院を見つけるまでは、いわば、“手立てがなく、

放り出された“状態が続いているのですね。そんなときに、結構、

自暴自棄になっている方が多いケースが見受けられます。それは

致し方ないことだとも思います。人間、「希望の灯」が消えるとどうしても

自暴自棄になってしまいます。突発性難聴に限らず、ガンの患者さんや

生活習慣病の患者さんにもよくお話しすることですが、「人間、生きている

以上は、人間のカラダというのは決して壊れるようには働かない」という

ことを知っておいてください。ですから、いたずらに自暴自棄になり、せっかく

カラダが良い方向に向いてきていることをも、破壊することはしないで

くださいね。突発性難聴になって、少しゆっくりとした生活を送られている

方がほとんどだと思いますが、せっかく、ゆっくりとした生活の感覚という

モノを体験されたのなら、それを続けていって頂きたいのです。

他にもいろいろと、突発性難聴になったことで気づいた生活習慣の乱れや

誤りというものがあると思いますが、それを正す方向、治す方向で、

生活を組み立てていただきたいのです。せっかくの“気づき”を無駄に

せず、自暴自棄になることで破壊してしまうことはないのです。

自暴自棄になって、得する人は誰一人としていない、ということを

解かっておいて欲しいと思います。そして、そのように希望を

失わない状態で過ごしておられれば、必ず、必要なときに、必要な形で...ここから先をご覧になりたい方はコチラからご購読ください。